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Lapinまで。 企画:Miette 発行/管理:Cabbage Design inc. 著者 やまもとゆみ 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
うれし屋というブランドをやめることにしました。 今年のお正月明けにかかってきた1本の電話。 「おたく、うれし屋って名乗ってるらしいけど、誰の許可とってかな?」と。 聞けばその会社はある会社が作った「うれし屋」という名前を使って 全国展開のチェーン店を考えている矢先、お客さまからわたしの「うれし屋」では ないのかと言われ探したところわたしのサイトが見つかったという。 「でるとこでてもいいんですよ。うちは裁判しても」という。 ほとんど脅しである。 「何をされたいのですか?」 「そちらもネットだけじゃなくて、うれし屋って店に自分のブランド置かれたら宣伝になるんとちゃいますか?」 知名度、商品内容、取り込んでしまえと思っているのがわかる。 あらゆるつてから調べ、いろいろ働きかけたが「うれし屋」をやめるつもりはないと相手は言う。 「年間5店ほどふやそうと思ってるんですよ」 春ごろからだろうか。 「うれし屋さん、お店作られたんですね。でも、おいてる商品が違っててがっかりしました」 「いえ、違う方なんですよ。そちら」 この内容のメールに対応したり、商品に偽りありという憤りのメールに対応させていただくのが正直しんどくなってきた。 きけば、すでに5-60店舗にのぼらん勢いであるという。 ここで引くと負ける!などと一度も思ったことはない。 頭の中にわき出すどうしようもないほどのデザインの源流を「うれし屋」という名の下に 表現する意味を失ってしまった。 「やめる!」決断はいつでも早い。 2001年夏、文ちゃんの名刺の裏の「あえてうれし」という言葉に感動して名付けた大事な「うれし屋」 この思い出はいつでもわたしの胸のなかにある。 8月を持ってうれし屋を終了し、新しいブランドの準備に入ります。 11月オープン目標、少し時間をください。
by lapin-yumi
| 2005-09-01 00:00
| オシゴトノコト
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